こんにちは、妻です。

タイトルにもあるように、先日夫さんの父親が亡くなりました。
覚悟はしていたものの…親が亡くなるということは、こんなにも悲しく、またせわしなく、辛いことなのだというのを目の当たりにしました。

考えたくもないことですが、私の親が亡くなったとき、落ち着いて行動できるか?と言われたら自信がありません。今日のブログでは、今後のためにも、私たちがどんな動きをしたのかを思い出せる限りで書いていきたいと思います。
chrysanthemum
【当日】
昼間に病院から連絡。急いで病院にかけつけるも間に合わず。お医者さんは家族がそろうまで、脈をはかるのを待っていてくれた。落胆したり、泣いたりする間もあまりないまま、看護師さんがやってきて、体を拭くと言うので一度病室を出て待合室へ。30分くらいだったか?方々に電話連絡。

連絡先
・葬儀社
・親族
・会社 など

病院から死亡届を渡される。しばらくすると看護師さんが呼びにきて、そこから霊安室へ。霊安室は狭く、夫さんは暑がっていた。お父さんの目が開いたままなのをお母さんがしきりに気にした。かける言葉が見当たらない。きれいにしてもらえますよ、とか言ったような気もするが、なんせ知識がない。40~50分で葬儀社が来る。お医者さんや看護師さんがたくさん見送りに来てくれた。みんなで礼をして見送る。お母さんと親せきの方は車に乗り込んだので、我々も追いかける。台風が来ていたので、今後バタバタすることを見越して途中ガソリンを入れる。(夫さん優秀な判断)

葬儀社へ着くと担当者とお母さんたちがロビーにいた。そのまま今後の話へ。打合せが3時間ほどかかるというが、翌日台風だったのでやるという判断に。お母さんには辛かったと思う。内容は、結婚式の打合せの辛さを1日に圧縮した感じ。本当に決めることがたくさんあったが、基本プランはお母さんが既に契約済みだったため、オプション部分の話からで済んだ。
結構遅くなってしまったので途中、スッと抜けて軽食を買ってくるべきだったと後悔。姪っ子ちゃんたちもいたし。そこは機転をきかすべきだった。

当日話したこと
・火葬場とお坊さんの予約、戒名をどうするか、お布施の料金
・葬儀社の基本プランに含まれている内容
・通夜、葬儀のざっくりしたスケジュール
・遺影、会場に出す写真(別料金でボード・ムービーもある)
・祭壇周りの花(造花か生花か、ボリューム)
・供花を誰がどれだけ出すか
・何名呼ぶか、新聞等に公開するか(食事等の予約があるので人数を大雑把に決める。式場で作るので、増える分には家族分を後からにして追加発注などなんとかなるが減るとその分だけ損をする)
・食事、香典返しをどうするか ※1
・通夜と葬儀でお父さんが着るもの(普段着?スーツ?白装束?セットに白装束もある)
・お骨葬orご遺体葬
湯灌(ゆかん)について
・通夜→葬儀の日に泊まる人(寝ずの番) ※2
・葬儀→火葬場への移動手段について
・棺に入れるものがあれば準備(金属等はだめ)
・遺族代表あいさつ(通夜・葬儀・精進落とし、孫代表挨拶)について
・案内はがきのメッセージをオリジナルにするか、定型にするか
・受付を人に頼むか、葬儀屋さんスタッフにお願いするか

※1 お母さんのこだわりと他の意見がぶつかり、最も難航。
※2 最近は寝ていいそう。一晩消えない蚊取り線香のようなうずまきの線香だった。

項目はまだあったかもしれないが、思い出せる限り。これを葬儀場で話し、訃報の紙を持って私の実家へ報告に行く。訃報の紙は漢字間違いを訂正した。晩飯を買って帰宅。結局寝たのは夜中。


【1日後】
台風。遺影用と、ボード用の写真だけはこの日に送るよう言われたので、外出せざるを得ず。せっかくお母さんに会ったので、当日呼ぶ方のリスト、司会者用の略歴を作る。お母さんのところには案内はがき用のメッセージを作るために、葬儀社から連絡があったそう。(5分ほど。アンケートのような)天気がまずそうだったため早々に帰宅。お風呂と、できる限りの容器に水を汲んで冷蔵庫に入れておく。夫さんが泣きながら遺影を探す。写真を見返すのは本当に辛い。それぞれ仕事の引継ぎを行う。上司に訃報、休暇の連絡だけする。


【2日後】
簡単なご飯を買ってお母さんの家へ。葬儀屋へ預けたお父さんの様子を見に行く。酸素カプセルのようなものに入っている。(中が見える冷蔵庫のような機械)お線香をあげ、明日の段取りなど家族で話す。お母さんのこだわりで香典返しに変更希望があったため、それも話す。お父さんの前で少し言い争いのようになる。全員が悲しみ・寝不足・疲れで短気になっているのだ。でも全員お父さんお母さんのためを考えて話していたと思う。
夜、夫さんから香典について振られる。反省点として、袋と現金だけでもいいから絶対に事前に準備をすべきだった。通夜当日の準備では気持ちも落ち着かない。結果として明日の朝、香典袋と薄墨を買いに行こうと話す。


【3日後】
通夜当日。午前中にお母さんの家に仮の祭壇が来る。神棚の向きとも関係があるので、いろいろと説明を受ける。午後、葬儀屋へ。反省点として、意外と空き時間があったので、私服は持っていくべきだった。あと本来この日に葬儀の食事のチケットを渡すべきだったかも?

葬儀屋への持ち物
・香典
・喪服
・リセッシュ
・宿泊用の色々(パジャマ、歯ブラシ、替えの下着やハンカチ等)
・お数珠
・ノート、筆記用具など
・お父さんの服
・お布施、棺に入れる写真(お母さん)
・あんちょこ(挨拶がある人)

通夜前後の流れ
・湯灌(ゆかん)
・お布施を渡す など
・通夜
・お父さんを控室へ
・みんなで晩飯
・葬儀の説明
・夫さんは番のため泊まり。1人で家へ。帰りに朝食のドーナツを買う。
・夫さんから頼まれた私服用の靴下、リセッシュの替えを持ち、ハンカチを洗濯、アイロンがけ。


【4日後】
葬儀当日。夫さんは番のため、私は一人でドーナツを食べ、家から葬儀屋へ。運転している時点で寝不足と疲れがたたり気持ち悪くなる。朝食のドーナツを後悔。15分前、控室に着くと一番最後の到着だった。気持ち悪かったのでトイレに行こうかと部屋を出ると既に何人か来ていた。夫さんを呼ぶ。トイレに行き、入口に並ぶも気持ち悪さMAX。控室で休ませてもらう。

葬儀の流れ
・葬儀
・出棺
・火葬場へ移動
・点火
・助六(お母さんのこだわり)が出る
・収骨
・お骨を持って葬儀屋へ戻る
・精進落とし
・お花を配って終了
・お母さんの家へ。仏壇にお骨等を置き、明日の時間等軽く話して解散。


【5日後】
葬儀翌日。お母さんの家に集まって今後のやることなどの話。香典の整理、お父さんの書類を探すなど。軽く遺品整理になるので、思い出の品が出てくると辛い。

***

本当は今日までのことを書くつもりでしたが、本当に怒涛の日々だったので記憶があいまいだったりして、進みません。文章の長さ的にもかなり長くなってしまうので、前後編に分けたいと思います。

後編は葬儀後のお話になりますが、親が亡くなるということはこれだけの書類整理が必要なのか、と思い知らされます。というか、おばあちゃんになってこれ1人でやるの、絶対無理。早めの(それも業者を入れるなどして完璧な)終活をしておくか、子供に頼るほかないと思います。

というわけで、今日のところはここまで。



↓↓↓ 後編も書きました。悲しむ間もなく、書類整理に入っていきます。 ↓↓↓




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